三木きよ子・泥だんご教室
三木きよ子・泥だんご教室
土絵作家の三木きよ子による「光る泥だんご」づくりのワークショップ。
好評につき第2弾を開催致します。
どろんこをぴっかぴかに磨き上げて作り上げる、色鮮やかな「泥だんご」はまさに文字通りの珠玉! 古来日本家屋の壁作りのエッセンスを継承した、子供から大人まで幅広い世代が楽しめる、貴重な体験の機会です。
12/9(日)
午前 11:00〜13:00
午後 14:00〜16:00
■参加費 2500円(材料費込み)
(午前/午後いずれかをご予約下さい)
ご予約はTEL/FAX : 03-6313-4074
E-mail : admin@sengoku-kubo.com
までお願いします。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
◆後世に伝えるべきもの 〜三木きよ子さんのバックグラウンド〜
千石空房のすぐ近所に、
とある昔気質の職人の工房がある。
インテリア業界、とりわけ土壁関連で
彼の名を知らない者はいないと聞く。
「炉壇師 榎本新吉」
数少ない炉壇師、それが榎本さんの肩書きだ。
茶室の炉は毎年炉開きのときに塗り替えをしますが、
この塗り替えをする職人のことを炉壇師といいます。
日本が世界に誇る土壁の伝統の中に
「大津壁」代表される「磨き」という技術がある。
その壁はまるで鏡のような光沢を放ち、
水滴を速水のように流す質感をもっている。
榎本さんはその土壁の技術と炉壇師の経験を駆使して
「泥だんご」という芸術へと昇華させた。
先日千石空房にてその作品を触ったところ
どうしてもそれが「土」だと信じられませんでした。
その工房や作品の様子は
6/2に放映されたTV東京「アド街ック天国」にて
千石空房とともに放映されました。
そして、その「土の貴石」ともいえる作品を作る
ワークショップを幸運にも開催する運びとなりました。
手の中で「貴石」を起してみませんか?
今回の講師は榎本さんのお弟子さんです。
また榎本さんご自身も
ご近所なので顔を出していただけるようです。
伝統、匠の技、職人気質、
そして自然そのものを芸術へ高める精神性・・・・
後世へ伝えるべきものとはそういうものだとおもう。
ちなみに榎本さんの師匠は顔料研究の権威、
故山崎一雄氏だ。
三菱財閥(岩崎一族)の茶室を手がけ、
また国宝、高松塚古墳壁画再現メンバーとしても活躍した。
晩年はもっぱら石灰で観音像を作成し続け昭和56年逝去。